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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 75日線からのリバウンドも、25日線到達で目先的な達成感につながる


 日経225先物は11時30分時点、前日比170円高の2万8900円(+0.59%)前後で推移。寄り付きは2万8510円とシカゴ日経平均先物清算値(2万8625円)を下回って始まったが、寄り付き直後につけた2万8500円を安値に切り返し、前場半ばにはプラスに転じた。さらに、「中国恒大が23日に利払い期限の切れるドル建ての利息を支払った」との報道をきっかけに買いの勢いが強まり、一時2万8990円まで上昇幅を広げた。

 米国市場で半導体株が買われた流れもあり、昨日弱い値動きが目立った東京エレクトロン<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株などがリバランスの動きをみせた。日経225先物はナイトセッションで75日移動平均線水準まで下げたこともあり、テクニカル的なリバウンドとなったようだ。

 もっとも、中国恒大に関する報道をきっかけに25日線水準まで上昇しており、目先的なリバウンドについても達成感が意識されそうである。週末要因から後場はこう着感が強まるとみられ、25日、75日線水準での推移になろう。

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