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【市況】14日の米国市場ダイジェスト:NYダウ534ドル高、企業の好決算を好感

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

■NY株式:NYダウ534ドル高、企業の好決算を好感

米国株式市場は上昇。ダウ平均は534.75ドル高の34912.56ドル、ナスダックは251.80ポイント高の14823.43で取引を終了した。先週分新規失業保険申請件数がパンデミック以降で最小となったため労働市場の回復期待に寄り付き後、上昇。9月生産者物価指数(PPI)の伸びが予想を下回りインフレ警戒感も後退した。さらに、企業の好決算を好感した買いも強まり、引けにかけて上げ幅を拡大。長期金利の低下でハイテク株も上昇した。セクター別では半導体・同製造装置の上昇が目立った。

小売りドラッグストアチェーンのウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)、金融のバンク・オブ・アメリカ(BAC)やモルガン・スタンレー(MS)は四半期決算の内容が予想を上回り上昇。保険のユナイテッド・ヘルス(UNH)も決算内容が予想を上回ったほか、通年の見通し引き上げが好感され、買われた。

百貨店のメーシーズ(M)は投資会社のJANAパートナーズが同社株を取得、オンライン販売事業の分社化を要請したとの報道を受けて上昇。貨物運送会社のユナイテッド・パーセル(UPS)や重機メーカーのキャタピラー(CAT)はアナリストの投資判断引き上げで上昇した。バイオのモデルナ(MRNA)は食品医薬品局FDA諮問委員会が同社製の新型コロナワクチンで65歳以上の追加接種の緊急使用許可を勧告したため、上昇。一方、銀行のウェルズファーゴ(WFC)やUSバンコープ(USB)は決算の内容が予想を下回り、それぞれ下落

金属製品メーカーのアルコア(AA)は取引終了後、決算を発表。市場予想を上回った内容や追加自社株買い計画を発表し、時間外取引で上昇している。

Horiko Capital Management LLC


■NY為替:米新規失業保険申請件数の減少や株高を意識して円売り優勢

14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円40銭から113円72銭まで上昇し、113円68銭で引けた。先週分新規失業保険申請件数は予想以上に減少し、新型コロナウイルスのパンデミックによって経済が封鎖された昨年3月来の30万件割れとなったため、米連邦準備制度理事会(FRB)が11月の連邦公開市場委員会(FOMC)で資産購入策縮小を開始することを正当化するとの見方が強まり、ドル買いが優勢となった。株高に連れたリスク選好の円売りも優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1609ドルから1.1584ドルまで下落し、1.1597ドルで引けた。ユーロ・円は131円58銭から131円86銭まで上昇。リスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは1.3720ドルまで上昇後、1.3667ドルまで反落した。英中銀金融政策委の2人の委員がすみやかな利上げを躊躇する姿勢を見せたため、利上げ観測を受けたポンド買いは後退した。ドル・スイスは0.9204フランから0.9241 フランまで上昇した。


■NY原油:強含みで81.31ドル、株高で押し目買いが入る

NY原油先物11月限は強含み(NYMEX原油11月限終値:81.31 ↑0.87)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比+0.87ドルの81.31ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは80.38ドル-81.68ドル。ニューヨーク市場の序盤にかけて81.68ドルまで買われた後、80.38ドルまで下げたが、株高が好感されたことや、需給ひっ迫の状態は改善されていないことから、押し目買いが入った。通常取引終了後の時間外取引では、主に81ドル台前半で推移した。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 45.07ドル +1.93ドル(+4.47%)
モルガン・スタンレー(MS) 101.01ドル +2.44ドル(+2.48%)
ゴールドマン・サックス(GS)391.20ドル +4.89ドル(+1.27%)
インテル(INTC) 53.90ドル +1.64ドル(+3.14%)
アップル(AAPL) 143.76ドル +2.85ドル(+2.02%)
アルファベット(GOOG) 2828.24ドル +70.24ドル(+2.55%)
フェイスブック(FB) 328.53ドル +3.99ドル(+1.23%)
キャタピラー(CAT) 194.33ドル +5.39ドル(+2.85%)
アルコア(AA) 48.60ドル +0.20ドル(+0.41%)
ウォルマート(WMT) 139.87ドル +1.50ドル(+1.08%)
《ST》

 提供:フィスコ

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