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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 米株先物の弱い動きを受け、売り仕掛け的な流れに


 日経225先物は11時30分時点、前日比260円安の2万8240円(-0.91%)前後で推移。寄り付きは2万8360円とシカゴ日経平均先物清算値(2万8475円)を下回る格好から、売り先行で始まった。その後は2万8470円とナイトセッションの終値水準まで戻すものの、プラスには届かなかった。反対に戻りの鈍さから売りが優勢となり、支持線として意識されていた75日移動平均線を割り込むと、前場半ばには一時2万8160円まで下げ幅を広げた。

 指数インパクトの大きいファーストリテイリング<9983>、ソフトバンクグループ<9984>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>などが日経平均株価の重荷となっている。また、売り一巡後に下げ渋りをみせてくるかが注目されていたが、グローベックスの米株先物でNYダウ先物が急速に弱含んだこともあり、先物主導で売り仕掛け的な動きに波及した影響もありそうだ。なお、ランチタイムでは2万8280円水準と下落幅を縮めているほか、NT倍率は先物中心限月で一時14.25倍とほぼ横ばいで推移している。

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