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【市況】アジア株は下落 中国恒大集団に対する不信感一段と、3日連続売買停止 未払い手数料巡り提訴との報道も

アジア株は下落 中国恒大集団に対する不信感一段と、3日連続売買停止 未払い手数料巡り提訴との報道も

東京時間14:01現在
香港ハンセン指数   23957.57(-146.58 -0.61%)
中国上海総合指数  3568.17(休場)
台湾加権指数     16356.54(-104.21 -0.63%)
韓国総合株価指数  2917.75(-44.42 -1.50%)
豪ASX200指数    7201.30(-47.06 -0.65%)
インドSENSEX30種  59754.36(+9.48 +0.02%)

アジア株は総じて下落。中国恒大集団の経営危機に対する警戒感が一段と高まっている。中国恒大は3日連続で売買を停止、依然として理由を明かしていない。香港の不動産仲介会社2社が未払いの手数料を巡り中国恒大集団を提訴しているとの一部報道も伝わっており、同社に対する不信感が一段と強まっている。また、他の不動産会社も債務を返済できなかったとしており、不動産業界全体に対する不安が高まっているもよう。
香港株は0.61%安。舜宇光学科技や信義光能などハイテク関連の下げがきつい。中国海外発展や領展房地産投資信託基金、九龍倉置業地産投資など不動産株も軒並み下落している。一方、原油高が好感されており、エネルギー関連は大幅高に。中国石油天然気は4.0%高、中国石油化工は3.6%高、中国海洋石油は2.7%高。
韓国株は大幅続落、7カ月ぶり安値圏。2900の大台を割り込む寸前まで下落している。消費財や医療品、消費者サービス関連など幅広い銘柄が下落。時間外でナスダック指数が下落していることを受け、サムスン電子やSKハイニックス、LGディスプレイなどハイテク関連も軒並み下落している。
中国市場はあすまで休場、8日に取引を再開する。

出所:MINKABU PRESS

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