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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 戻りが鈍い中で短期のショートに振らされる


 日経225先物は11時30分時点、前日比200円安の2万9420円(-0.67%)前後で推移。寄り付きは2万9680円とシカゴ日経平均先物清算値(2万9705円)にサヤ寄せする格好で買いが先行したものの、直後につけた2万9690円を高値に軟化し下落に転じた。ハンセン指数の弱い値動きが嫌気されるなか、前場半ばには一時2万9300円まで下落幅を広げている。前引けにかけては下げ渋りをみせており、ランチタイムでは2万9400円水準での保ち合いで推移。

 日経225先物は、ほぼ寄り付きを高値に下げに転じ、一時2万9300円まで売られ、前日につけた安値(2万9330円)を下回った。中国リスクを背景にショートが強まったとみられるが、25日移動平均線水準で下げ止まったこともあり、ランチタイムではカバーの動きが優勢だ。ただし、こう着感の強い中ではリバウンドも期待しづらく、戻りの鈍さが意識される局面ではショートが入りやすいだろう。なお、NT倍率は先物中心限月で14.51倍と、引き続き75日線水準での推移が続いている。

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