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【市況】アジア株 香港株は続落、マカオ政府の監視強化検討報道受けカジノ関連が急落 上海株はプラスに転じる

アジア株 香港株は続落、マカオ政府の監視強化検討報道受けカジノ関連が急落 上海株はプラスに転じる

東京時間14:00現在
香港ハンセン指数   25262.19(-240.04 -0.94%)
中国上海総合指数  3673.86(+11.26 +0.31%)
台湾加権指数     17367.55(-67.35 -0.39%)
韓国総合株価指数  3162.44(+13.61 +0.43%)
豪ASX200指数    7428.10(-9.20 -0.12%)
インドSENSEX30種  58489.82(+242.73 +0.42%)

アジア株は高安まちまち。
香港株は続落、カジノ関連を中心に幅広い銘柄が下落している。マカオ政府がカジノ運営会社の監視強化を検討しているとの報道が伝わり、サンズチャイナが26%超急落。過去最大の下落率を記録し、2011年以来の安値をつけている。ギャラクシーエンターテインメントも16%超急落している。美団やテンセントホールディングスなど
ハイテク関連も軒並み下落している。
上海株は上昇に転じている。きょう発表された中国8月の小売売上高が+2.5%と市場予想の+7.0%を大きく下回る結果となったことを受け、景気刺激策に対する期待感が高まっているもよう。鉱工業生産も予想を下回る結果となった。
韓国株もプラス圏を回復、素材やエネルギー関連が買われている。来週からの連休を前に旅行や観光など消費者サービス関連も上昇。ワクチン接種ペースの加速を受け、今回の連休は、旅行や外出する人が前年に比べ増加することが予想されている。韓国空港公社によると、今回の中秋節連休に伴う国内空港利用者数は111万人に上ると予想している。15日、北朝鮮から弾道ミサイルのような物が発射されたとの報道が伝わったが、韓国市場への影響は限定的。

出所:MINKABU PRESS

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