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【市況】アジア株 上海株は4日続伸も上値は重い 韓国株は1%高、ワクチン接種加速や連休控え旅行関連に買い集中

アジア株 上海株は4日続伸も上値は重い 韓国株は1%高、ワクチン接種加速や連休控え旅行関連に買い集中

東京時間14:10現在
香港ハンセン指数   25768.92(-44.89 -0.17%)
中国上海総合指数  3717.26(+1.89 +0.05%)
台湾加権指数     17469.69(+23.38 +0.13%)
韓国総合株価指数  3161.41(+33.55 +1.07%)
豪ASX200指数    7430.10(+4.89 +0.07%)
インドSENSEX30種  58410.98(+233.22 +0.40%)

アジア株はまちまち。
香港株は小幅続落、規制強化懸念が重石。
上海株は小幅ながらも4営業日続伸している。ただ、約7カ月ぶり高値圏にあることから、利益確定の売りも出ている。
韓国株は1.07%高。ワクチン接種の加速に加え、来週からの中秋節連休を前に旅行関連を中心に消費者サービスが総じて上昇している。韓国の金首相は会見で、ワクチンの1次接種率が今週中にも70%に達するだろうと述べた。ただ、一方で、中秋節連休中に、移動や人との接触が多くなることが予想されるため、感染対策を徹底してほしいと国民に呼びかけた。旅行サービス会社のハナ・ツアー・サービスは10.2%高、韓国空港は4.5%高、済州航空は4.0%高、現代百貨店は2.3%高。
豪州株は前営業日終値を挟んで推移。原油高が好感されており、エネルギー関連が大幅高となっている。ビーチ・エナジーは7.2%高と上昇率トップ。ウッドサイド・ペトロリアムは5.9%高、オイル・サーチは4.7%高、サントスは3.9%高。BHPビリトンやリオティントなど素材関連も軒並み上昇している。一方で、感染拡大に対する懸念は高まっている。ニューサウスウェールズ州でコロナワクチン接種のペースが鈍化しているもよう。同州の14日の新規感染者は1127人と、依然として高水準。首都キャンベラではロックダウンが1カ月延長することが決定したこともあり、同国の景気回復の遅れが懸念される。

出所:MINKABU PRESS

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