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【材料】スモー・ロジックが決算受け下落 アナリストからは不満の声も=米国株個別

 AIを活用したマルチテナント型のクラウドサービスを提供するスモー・ロジック<SUMO>が下落。5-7月期決算(第2四半期)を発表しており、1株損益は赤字だったものの予想ほどではなく、売上高は予想を上回った。ガイダンスも公表しており、予想を上回る見通しを示している。

 ただ、株価は冴えない反応を示している。今回の決算を受けてアナリストから投資判断の「中立」への引き下げ、および目標株価の20ドルへの引き下げが伝わっていた。北米での成長に向けた進捗度合いに不満を示しており、より建設的な株価を獲得する前に、事業進捗の一層の改善と、特に事業規模に見合った高い成長率を見たかったという。

(5-7月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.11ドル(予想:-0.14ドル)
・売上高:5880万ドル(予想:5670万ドル)
・粗利益率:72%
・当座資産:9660万ドル

(通期見通し)
・1株損益(調整後):-0.51~-0.52ドル(予想:-0.56ドル)
・売上高:2.37~2.39億ドル(予想:2.35億ドル)

(NY時間10:16)
スモー・ロジック<SUMO> 18.00(-2.12 -10.54%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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