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【材料】ロビンフッドが下げ戻す=米国株個別

 個人投資家向けネット証券のロビンフッド・マーケッツ<HOOD>が、時間外で下落し、寄り付きは下げて始まったものの、下値では直ぐに押し目買いが入る展開。取引所のデータでは浮動株に対する売り残が25%まで高っていたが、個人投資家中心にショートカバーのタイミングと見たのかもしれない。ただ、プラス圏に出ると戻り待ちの売りも控えているようだ。

 米証券取引委員会(SEC)のゲンスラー委員長がバロンズ誌とのインタビューで、オーダーフローの対価支払いの全面禁止が検討対象になっていると述べたことが嫌気されていた。売買手数料無料のネット証券も多いが、収益源の1つとして、顧客の注文をマーケットメーカーに回送することで対価を受け取っている。

 その慣行が過剰売買を顧客に無理に勧めるインセンティブに繋がっているとして米議会の一部が問題視していた。ゲンスラー委員長は、マーケットメーカーが取引データを最初に見ることができるため、不当な優位につながりかねないとの認識を示していた。

(NY時間09:46)
ロビンフッド<HOOD> 43.63(-0.01 -0.03%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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