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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):リミックス、ニーズウェル、山田コンサル

リミックス <日足> 「株探」多機能チャートより
■リミックスポイント <3825>  201円  +12 円 (+6.4%)  本日終値
 リミックスポイント<3825>が3日続伸。午前11時30分ごろ、子会社ビットポイントジャパン(BPJ)が、新たに暗号資産「ADA(エイダコイン)」の取り扱いを開始したと発表。ADAは現物取引のみの提供で、BPJが運営する暗号資産交換所「BITPOINT」で取り扱う。なお、BPJは現時点でADAの取引が可能な国内唯一の交換所となる。

■ニーズウェル <3992>  710円  +42 円 (+6.3%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 ニーズウェル<3992>が続伸。午前11時ごろ、コネクシオ<9422>が同社の「Invoice PAサービス」を導入したことを発表。コネクシオでは中期経営計画の経営基盤強化取り組みの一つとして「業務改革と電子化による生産性向上」を掲げており、「Invoice PAサービス」の導入はその一環。同時に、インフォマート<2492>の請求書クラウドサービス「BtoBプラットフォーム 請求書」、コンカー(東京都中央区)の「SAP Concurソリューション」を導入し、経費精算と請求書管理の電子化を実現したという。

■山田コンサル <4792>  1,123円  +62 円 (+5.8%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 山田コンサルティンググループ<4792>が3日続伸。光通信<9435>が24日の取引終了後、財務省に大量保有報告書を提出し、光通信の山田コンサル株式保有比率が5.02%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。なお、保有目的は純投資で、報告義務発生日は8月17日となっている。

■ミナトホールディングス <6862>  451円  +22 円 (+5.1%)  本日終値
 ミナトホールディングス<6862>は大幅高で3日続伸。24日の取引終了後、自社株買いの実施を発表。上限を15万株(発行済み株数の1.93%)、または1億円としており、取得期間は8月24日から12月30日まで。株主への利益還元や、M&Aにおける活用、取締役に対して交付する譲渡制限付株式への充当、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とすることなどを目的としている。

■フォーカスシステムズ <4662>  1,008円  +42 円 (+4.4%)  本日終値
 フォーカスシステムズ<4662>が急動意、今月3日以来となる4ケタ大台に復帰した。9月1日からデジタル庁が発足するが、デジタル行政の推進と官主導でのデジタル社会インフラ構築に向けた動きが加速することになる。そのなか、官公庁の受託開発案件で強みを発揮するシステム開発会社である同社株への注目度が高まっている。また、“IoT機器無充電”の実現を目指す「三次電池」の研究開発に注力していることで、次世代電池関連株としての人気素地も持っている。

■リファバスG <7375>  1,289円  +53 円 (+4.3%)  本日終値
 リファインバースグループ<7375>が大幅高で3日続伸。この日、三菱ケミカルホールディングス<4188>傘下の三菱ケミカル及び大日本印刷<7912>と連携し、ブロックチェーンでトレーサビリティーの信頼性を高めたサプライチェーン構築に向けた実証試験を実施することになったと発表。同実証試験は、オランダのサーキュライズ社の情報管理システムを活用し、バイオマスやリサイクル原料の管理・追跡(トレーサビリティー)、ライフサイクルアセスメント(LCA)などの環境負荷の評価指標への対応を含めた、透明性・信頼性の高いサプライチェーン構築を目指し、9月末までにかけて行われるもの。3社は同実証試験を通じ、バイオマスやリサイクル原料を使用した製品の更なる高付加価値化やマスバランス方式による原料管理の高度化に寄与することを目指すとしている。

■ライトアップ <6580>  2,917円  +98 円 (+3.5%)  本日終値
 ライトアップ<6580>が4日続伸。同社はきょう、Chatwork<4448>と助成金の申請支援で業務提携したと発表。これに伴い、ライトアップは「Chatwork 助成金診断 powered by Writeup」の提供を開始する。このサービスは、企業の課題やニーズにマッチした助成金の診断や書類作成、役所訪問などの手続きを、弁護士や社労士と連携して完全サポートするもの。

■東邦アセチレン <4093>  1,972円  +40 円 (+2.1%)  本日終値
 東邦アセチレン<4093>の上げ足鮮烈、前日まで2日連続のストップ高となっていたが、きょうもその余勢を駆って大幅高で新値街道を走っている。一時400円近い上昇で2300円台まで上値を伸ばす人気となった。同社株の2000円台乗せは株式分割考慮で1996年11月以来、約25年ぶりとなる。国内で新型コロナウイルスのデルタ株感染拡大に対する懸念が一段と高まるなか、医療用酸素需要が急増するとの思惑が同社株を含む酸素関連銘柄の株価を刺激している。同社株は時価総額が200億円未満と小型なうえ、信用買い残も枯れ切った状態にあることで上値が軽く、投資資金攻勢のターゲットとなった。

■勤次郎 <4013>  1,955円  +39 円 (+2.0%)  本日終値
 勤次郎<4013>は6日続伸。24日の取引終了後、「HRM&ヘルス×ライフプラットフォーム」の活用により、スマートフォンでの「ワクチン接種証明書の30カ国語対応」「ワクチン接種WEB予診票」及び「オンライン診療」などのサービスを提供すると発表。新型コロナウイルスワクチンの接種が普及し、海外に続き国内でも「ワクチンパスポート」の活用が検討されていることを受けて提供するもので、「ヘルス×ライフプラットフォーム」上でのPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)データの活用により、接種記録や証明書をアプリ保存し、国内外の店舗やイベント会場で提示することが可能になるという。また、9月下旬には厚生労働省の接種証明書を30カ国語に自動変換するとしている。

■京三製作所 <6742>  468円  +9 円 (+2.0%)  本日終値
 京三製作所<6742>は3日続伸。午前10時ごろ、第2四半期の累計(4~9月)連結業績に特別利益を計上すると発表しており、業績への寄与を期待した買いが入った。1月14日に本社工場で発生した火災にかかわる保険金のうち一部が確定し、運送保険42億7300万円、火災保険1億2200万円の支払いを受けたことが要因としている。なお、通期業績予想への影響は、保険金の受取総額状況に応じて開示するとしている。

●ストップ高銘柄
 大丸エナウィン <9818>  3,045円  +501 円 (+19.7%) ストップ高   本日終値
 太洋物産 <9941>  941円  +150 円 (+19.0%) ストップ高   本日終値
 ハマイ <6497>  1,044円  +150 円 (+16.8%) ストップ高   本日終値
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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