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【市況】東京株式(前引け)=反発、リバウンド狙いの買いが優勢に

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 18日前引けの日経平均株価は前営業日比155円37銭高の2万7579円84銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は4億9424万株、売買代金概算は1兆1207億円。値上がり銘柄数は1520、対して値下がり銘柄数は540、変わらずは119銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日までの大幅な調整の反動もあって空売りの買い戻しや押し目買いが入り日経平均は反発した。前日の米国株市場で主要株指数が揃って反落したものの、後半は戻り足をみせたことで買い安心感が浮上、中国や香港株などが強い動きを見せたこともポジティブ材料となった。新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感が拭えないなか、2万7000円台後半では戻り売り圧力も意識され上げ幅は限定的なものにとどまっている。

 個別ではレーザーテック<6920>が堅調、ソフトバンクグループ<9984>も小幅ながら反発に転じている。ソニーグループ<6758>、富士フイルムホールディングス<4901>も買いが優勢。エフオン<9514>が値上がり率トップ、ダブル・スコープ<6619>も値を飛ばした。半面、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株が利食われ、楽天グループ<4755>も安い。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>も値を下げた。三菱製鋼<5632>が急落、アトラエ<6194>も大きく売り込まれた。

出所:MINKABU PRESS

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