【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … バイク王、放電精密、アルバイトＴ　(7月2日～8日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から9日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　バイク王 <3377>
　21年11月期第2四半期累計(20年12月-21年5月)の経常利益(非連結)は前年同期比4.6倍の9.3億円に急拡大し、通期計画の16.5億円に対する進捗率は56.9％に達し、5年平均の30.6％も上回った。

★No.2　暁飯島工業 <1997>
　21年8月期の連結経常利益を従来予想の6億円→9.2億円(前期は10.4億円)に53.3％上方修正し、減益率が42.4％減→11.6％減に縮小する見通しとなった。

★No.3　アルバイトＴ <2341>
　22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は3700万円の赤字(前年同期は1億4200万円の赤字)に赤字幅が縮小した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3377> バイク王 　　　東２ 　 +27.96 　　7/ 5　　上期　　　355.83
<1997> 暁飯島工業 　　ＪＱ　　 +7.60 　　7/ 5　　　3Q　　　　2.69
<2341> アルバイトＴ 　ＪＱ　　 +3.01 　　7/ 8　　　1Q　　　　赤縮
<6159> ミクロン 　　　ＪＱ　　 +1.76 　　7/ 8　　　3Q　　　 34.06
<6469> 放電精密 　　　ＪＱ　　 +1.46 　　7/ 6　　　1Q　　　　黒転

<3353> メディ一光Ｇ 　ＪＱ　　 +0.49 　　7/ 5　　　1Q　　　 93.29
<8198> ＭＶ東海 　　　東２　　 +0.48 　　7/ 7　　　1Q　　　-33.33
<2653> イオン九州 　　ＪＱ　　 +0.20 　　7/ 7　　　1Q　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした9日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース