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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 日経平均は5月安値到達、いったんはショートカバーも


 日経225先物は11時30分時点、前日比610円安の2万7540円(-2.16%)前後で推移している。寄り付きは2万7750円とシカゴ先物清算値(2万7745円)にサヤ寄せする形でギャップスタートとなり、寄り付き時点で6月の直近安値水準まで下落。その後、下げ渋る場面が見られたものの売り圧力は強く、前場半ば以降に一時2万7380円まで下落幅を広げている。

 ギャップスタートからあっさり6月安値を下回り、ヘッジ対応や持ち高調整に伴う売りが膨らんだ。その後もファーストリテイリング<9983>やソフトバンクグループ<9984>をターゲットとした売り仕掛け的な動きもあり、下落幅を拡大させていた。

 ただし、日経平均株価は5月安値水準まで調整したことにより、いったんはボトム形成に向かう可能性があり、目先的にはショートカバーが意識されやすいだろう。後場はETFに絡んだ売り需要を警戒しつつも、需給イベント通過後を想定した押し目狙いも見られそうである。

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