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【通貨】NY為替:ユーロ圏の金利先高観後退でユーロ・円は弱含み

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円97銭まで上昇後、110円50銭まで下落し、110円62銭で引けた。オーストリア中央銀行総裁のハト派発言を受けてユーロ売り・ドル買いが優勢となったのち、6月ダラス連銀製造業活動指数は予想を下回り、長期金利の低下に伴うドル売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.1902ドルまで下落後、1.1940ドルまで反発して、1.1923ドルで引けた。オーストリア中銀総裁のハト派発言でユーロ売りが一時加速したが、ドイツ連銀のバイトマン総裁がユーロ圏の物価見通しで上方リスクが見られると言及し、ユーロ売りは一服。ユーロ・円は132円21銭から131円78銭まで下落。ポンド・ドルは1.3926ドルまで上昇後、1.3871ドルまで下落。英国での新型コロナウイルス感染者数が再び急増したため、規制が長引き回復を抑制するとの懸念がポンド売りに繋がった。ドル・スイスは0.9215フランまで上昇後、0.9183フランまで反落した。

《MK》

 提供:フィスコ

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