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【市況】日経平均は38円安、経済統計の発表予定多く様子見ムードも

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は38円安(14時25分現在)。日経平均寄与度では、東エレク<8035>、エーザイ<4523>、エムスリー<2413>などがマイナス寄与上位となっており、一方、ファーストリテ<9983>、7&iHD<3382>、塩野義薬<4507>などがプラス寄与上位となっており、ファーストリテが1銘柄で72円程押し上げている。セクターでは、鉱業、倉庫運輸関連、パルプ・紙、精密機器、不動産業が値下がり率上位、鉄鋼、小売業、海運業、証券商品先物、繊維製品が値上がり率上位となっている。

日経平均はマイナス圏で方向感なく推移している。今週は経済統計の発表が相次ぎ、これを見極めたいとする向きもあり、やや様子見ムードが強くなっているようだ。明日29日に5月の完全失業率、5月の有効求人倍率、30日に5月の鉱工業生産速報値、5月の住宅着工、7月1日に6月の日銀短観が発表される。また、米国では、30日に6月のADP全米雇用リポート、6月のシカゴPMI、7月1日に週間の新規失業保険申請件数、6月のISM製造業景況感指数、2日に6月の雇用統計、5月の貿易収支、5月の製造業受注などが発表される。

《FA》

 提供:フィスコ

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