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【市況】<マ-ケット日報> 2021年6月24日

 24日の市場は日経平均が小反発。終値は前日比0.3円高の2万8875円だった。前日の米国株に目立った動きはなかったが、ナスダック指数が上がったことや1ドル=111円台に入った円安が好感されて、序盤のマイナス発進から徐々にプラス圏に切り返す底堅い展開。一方、新型コロナの変異株拡大や東京五輪で一段と感染が広がることへの懸念から上値も買いにくい。足元ではすでに感染拡大期に入っているようで、経済圧迫要因としてのマイナス面が意識されている。

 昨日の米国市場は目先の買い戻し一巡感からダウ平均は3日ぶりに反落した。早期の利上げ観測が後退したことから序盤は買いが先行したが、これ以外に目新しい材料がなく次第に手じまい売りに押される展開。この日発表された住宅関連の指標がふるわず上値を重くさせた可能性もある。一方、米長期金利が落ち着いていることから主力ハイテク株に買いが継続し、ナスダック指数は小幅ながらも連日で過去最高値を更新した。

 さて、東京市場は買い材料に乏しい状況から全体的にもみ合う展開となった。米早期利上げというマイナス材料はひとまず乗り越えたものの、一段と上値を追うだけの材料もないことから、日経平均は2万9000円という心理的な節目の目前で動きが取れなくなっている。チャート面では引き続き75日移動平均線(2万9068円)が意識されており、このゾーンはなかなか厄介な抵抗帯となっている。(ストック・データバンク 編集部)

日経平均