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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 ソフトバンクグループのインパクトでNT倍率は14.85倍に上昇


 日経225先物は11時30分時点、前日比70円高の2万8880円(+0.24%)前後で推移。寄り付きは2万8770円で始まり、その後2万8710円とシカゴ先物清算値(2万8720円)にサヤ寄せする場面も見られた。しかし、売り一巡後は押し目買いの動きが強まり、前場半ばに上昇に転じると、前引けにかけて一時2万8900円まで上昇幅を広げた。

 日経225先物は寄り付き直後に下落幅を広げたものの、5日移動平均線水準では下げ渋りを見せた。売り一巡後の切り返しにより、25日線を挟んだ保ち合いに。ソフトバンクグループ <9984> が1社で日経平均を約50円押し上げていることから、投資家の関心が集まっている状況だ。一方で、ナスダック上昇による波及効果が期待された東京エレクトロン <8035> 、アドバンテスト <6857> などハイテク株の一角はさえない値動きであり、後場もソフトバンクグループの動向に関心が集まろう。なお、NT倍率は先物中心限月で一時14.85倍まで上昇しており、上値抵抗として意識される25日線を捉えている。

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