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【市況】<マ-ケット日報> 2021年6月11日

 11日の市場は日経平均が小反落。終値は前日比9円安の2万8948円だった。前日の米株高を受けて買い先行となったが、日経平均が2万9000円台に入ると戻り売りに押されて伸び悩む展開に。本日のメジャーSQ値(2万9046円)もフシ目として意識されているようだ。その後は前日終値を挟んで小幅にもみ合う展開。週末ということもあって全体的に見送り気分が強まってしまった。元気だったのはエーザイなどの医薬品株の一角だけであった。

 昨日の米国市場は金融緩和長期化観測からダウ平均は4日ぶりに小反発した。注目の5月の消費者物価指数は前月よりもインフレが進む結果となったが、市場は想定の範囲と見て長期金利が低下。株式は金利に弱いハイテク株中心に買い上げられた。ただ、ダウ平均は朝方に300ドル近い上昇を演じた後は伸び悩む展開。金利低下で金融株が下げた影響を受け最高値更新とはならなかった。主要500社で構成されるS&P500種指数はおよそ1カ月ぶりに最高値を更新した。

 さて、東京市場は週末ということもあって全体的に方向性の出にくい1日に。じわじわとした下値買いに支えられて底堅さは維持しているものの、外国人買いが入らず上値は重いままである。PERの低さや景気回復期待などから、今後は業績相場で上げて行く余地は十分にありそうだが、何かきっかけがないと上げに弾みがつかないようである。(ストック・データバンク 編集部)

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