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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 売り一巡後は下落幅を縮める動き、NT倍率はボトム圏に到達


 日経225先物は11時30分時点、前日140円安の2万8930円(-0.48%)前後で推移。寄り付きは2万8930円と、シカゴ先物清算値(2万8995円)を下回って始まると、前場半ばには一時2万8760円まで売られた。ただし、売り一巡後は下落幅を縮めるなか、前引けにかけては寄り付き水準まで戻してきている。25日移動平均線が支持線として意識され、5日線を挟んだ推移に。

 エムスリー <2413> 、ソフトバンクグループ <9984> 、ファナック <6954> 、東京エレクトロン <8035> など、指数インパクトの大きい値がさ株が総じて軟調な展開から日経225型の重荷に。これによりNT倍率は先物中心限月で14.77倍まで低下し、直近のボトム水準に到達した。ボトム圏到達でいったんは反転を見せてくるかを見極めたいところであろう。なお、グローベックスの米株先物は下落して推移しているが、これによる市場の反応は限られている。

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