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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 ファーストリテイリングの下落が225型の重荷に


 日経225先物は11時30分時点、前日110円高の2万9040円(+0.38%)前後で推移。寄り付きは2万8870円と、シカゴ先物清算値(2万8875円)にサヤ寄せする形でやや売りが先行した。ただし、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が買われ日経平均株価を押し上げるなか、日経225先物は一時2万9150円まで上昇幅を広げた。買い一巡後は戻り待ちの売りに押される格好から上昇幅を縮めており、2万9000円~2万9100円辺りでの保ち合いで推移。

 日経225先物は寄り付き後の強い値動きにより、上値抵抗の75日移動平均線水準まで上昇しており、短期的な売買としては達成感が意識されやすいところ。後場は2万9000円辺りでの底堅さを見極めつつ、再度リバウンドのタイミングを計ることになりそうだ。

 ハイテク株の強さが見られているものの、NT倍率は14.84倍に低下しており、ファーストリテイリング <9983> の下落インパクトの大きさが窺える。ファーストリテイリングをターゲットに、日経225先物への売りを仕掛けてくる売買には注意しておきたい。

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