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【通貨】外為サマリー:1ドル109円20銭台で推移、模様眺めで上値重い

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=109円21銭前後と前日の午後5時時点に比3銭程度のドル安・円高となっている。

 17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=109円21銭前後と前週末に比べ10銭強のドル安・円高で取引を終えた。この日に発表された5月のニューヨーク連銀製造業景気指数は市場予想を上回ったが、ドル円相場の反応は限定的だった。

 この日の東京市場は底堅い動きで、午前9時頃には一時109円28銭まで上昇。内閣府が朝方発表した21年1~3月期の国内総生産(GDP)速報値が年率換算で5.1%減(市場予想は4.6%程度の減少)となり、日銀による緩和政策の長期化観測から円売り・ドル買いが流入した。とはいえ、4月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を19日に控えて相場の方向感は出にくく、ドル買い一巡後は上値が重くなっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2156ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0020ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=132円76銭前後と同20銭弱のユーロ高・円安で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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