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【通貨】今日の為替市場ポイント:日銀金融政策決定会合の結果判明を待つ状況

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

26日のドル・円は、東京市場では107円95銭から107円65銭まで下落。欧米市場では、107円64銭から108円20銭まで反発し、108円10銭で取引終了。本日27日のドル・円は主に108円台前半で推移か。日本銀行金融政策決定会合の結果判明を待つ状況となるが、リスク回避的な円買いは抑制される可能性がある。

日銀は今回の金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決める見込みだが、東京都などに緊急事態宣言が再発令されており、この影響で4-6月期国内総生産(GDP)はマイナス成長となる可能性があるとの声が聞かれている。海外経済の見通しについては、やや楽観的な見方が増えると予想されるが、国内の景気見通しについて、緊急事態宣言再発令の影響を勘案しても、2023年度まで緩やかな景気回復とインフレ率の緩やかな上昇が続くとの見方が維持されるかどうか点検したい。

《FA》

 提供:フィスコ

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