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【通貨】外為サマリー:1ドル109円20銭台で推移、やや下げ渋るも戻り鈍い

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=109円26銭前後と前日の午後5時時点に比べ20銭強のドル安・円高となっている。

 8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=109円26銭前後と前日に比べ60銭弱のドル安・円高で取引を終えた。米新規失業保険申請件数(前週分)の増加などを背景に米長期金利が低下。日米金利差の縮小を見込んだドル売り・円買いに押され、一時109円00銭まで軟化した。

 この流れを引き継いだ東京市場は軟調地合いが継続。早朝には時間外取引で米長期金利がやや持ち直したことを手掛かりに109円39銭をつける場面もあったが、米労働市場に対する楽観的な見方がやや後退していることから戻りは限定的。きょうは週末の実質ゴトー日(5のつく日と10のつく日)だが、国内輸入企業のドル買い・円売り思惑はそれほど高まっていないようだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1919ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0030ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=130円23銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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