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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:ブイキューブ、大紀ア、三菱UFJ

ブイキューブ <日足> 「株探」多機能チャートより
■大紀アルミニウム工業所 <5702>  965円  +114 円 (+13.4%)  11:30現在  東証1部 上昇率3位
 大紀アルミニウム工業所<5702>は急反騰、昨年来高値を更新した。8日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を1312億円から1348億円(前期比15.3%減)へ、営業利益を79億2000万円から89億9000万円(同16.5%増)へ、純利益を54億4000万円から57億7000万円(同3.3%増)へ上方修正し、あわせて15円を予定していた期末配当予想を18円に引き上げると発表したことが好感されている。従来予想では自動車メーカーは半導体不足による生産の減少懸念があり、販売数量が減少傾向の見通しとしていたが、影響は軽微だったことから予想値を修正するとしている。なお、年間配当は28円となり、前期実績に対しては3円の増配となる予定だ。

■ホギメディカル <3593>  3,500円  +310 円 (+9.7%)  11:30現在  東証1部 上昇率5位
 ホギメディカル<3593>が急伸している。8日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を190万株(発行済み株数の6.28%)、または50億円としており、取得期間は3月9日から10月31日まで。株主還元の充実や資本効率の向上を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するためという。

■ブイキューブ <3681>  2,488円  +94 円 (+3.9%)  11:30現在
 ブイキューブ<3681>は大幅高。8日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を15万株(発行済み株数の0.61%)、または3億円としており、取得期間は3月9日から3月31日まで。資本効率の向上を通じた株主への利益還元及び経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行を図ることが目的としている。

■メイコー <6787>  2,436円  +90 円 (+3.8%)  11:30現在
 メイコー<6787>が大幅高で4日続伸し、昨年来高値を更新している。8日の取引終了後、3月8日付で東京証券取引所本則市場への市場変更の申請を行ったと発表したことが好感されている。同社は現在、ジャスダック市場に上場しているが、社会的信用力の一層の向上や投資家層の拡大、財務戦略の多様化のためには東証1部への上場が望ましいと判断したという。なお、市場変更申請に対する東京証券取引所の承認の可否や時期については現時点では不確定としている。

■イリソ電子工業 <6908>  5,330円  +150 円 (+2.9%)  11:30現在
 イリソ電子工業<6908>が反発、一時300円高の5480円まで上値を伸ばし2月3日につけた5430円を払拭、約1カ月ぶりに昨年来高値更新となった。電子機器用コネクターを生産し、車載用を主力としている。コネクターは世界的な自動車販売の好調が追い風となっているほか、電気自動車(EV)向けにパワー系コネクターの需要旺盛で収益を押し上げている。21年3月期業績は営業利益が従来予想の27億円から32億5000万円(前期比30%減)に大幅増額している。22年3月期営業利益については回復が加速し、「19年3月期実績の60億円(今期予想比85%増)前後への大幅な伸びが見込まれる」(中堅証券アナリスト)という見方も出ている。

■飯田GHD <3291>  2,571円  +54 円 (+2.2%)  11:30現在
 飯田グループホールディングス<3291>が続伸し連日の昨年来高値更新となっている。8日の取引終了後、31円を予定していた21年3月期の期末配当予想を35円に引き上げると発表したことが好感されている。年間配当は66円となり、前期実績に対しては4円の増配となる予定だ。

■三菱UFJ <8306>  592.5円  +11.5 円 (+2.0%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>のメガバンク各社がいずれも買い優勢の展開。そのなか三菱UFJは連日の昨年来高値更新と気を吐いている。米国では景気回復期待を背景に米10年債利回りの上昇傾向が顕著となっており、前日は再び1.6%台に浮上する場面があった。これを受けてゴールドマン・サックス、JPモルガンなど大手金融株が軒並み上昇し、全体相場に寄与した。米国事業を展開するメガバンクは運用利ザヤの拡大が見込まれ、この流れに追随している。また、3月期末を控えメガバンクの配当利回りの高さも注目され、配当権利取りの動きも株高を後押ししている。

■トヨタ自動車 <7203>  8,100円  +139 円 (+1.8%)  11:30現在
 トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>など自動車株が上値指向を強めている。米国ではバイデン政権が打ち出した大型の追加経済対策や新型コロナワクチンの普及加速を背景に景気回復への期待感が一段と高まっているが、それを背景に長期金利が上昇傾向にあり、米10年債利回りが再び1.6%台に浮上するなどマーケットの注目を集めている。日米金利差拡大の思惑から外国為替市場ではドル買いの動きが強まり、足もとで1ドル=109円近辺までドル高・円安が進んでいる。これを背景に、東京市場では為替感応度の高い自動車セクターの株価に押し上げ効果が働いている。また、半導体不足による生産調整の影響が出ているとはいえ、米国や中国をはじめ世界的に自動車販売が急速に回復していることも追い風材料となっている。

■アドヴァン <7463>  1,027円  +11 円 (+1.1%)  11:30現在
 アドヴァン<7463>が6日ぶりに反発している。8日の取引終了後、14円を予定していた期末配当を15円に引き上げると発表しており、これが好感されている。年間配当は29円と前期実績に対しては1円の増配になる予定で、3期連続の増配となる。

■東京エレクトロン <8035>  40,040円  -970 円 (-2.4%)  11:30現在
 東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置メーカーや、SUMCO<3436>など半導体素材関連が総じて下値模索の展開。世界的な半導体の需給逼迫が収益機会を高めるとの見方は強いものの、ここにきて米長期金利上昇によるグロース株売りの圧力に抗えない状況が続いている。前日の米国株市場ではアプライドマテリアルズやエヌビディアといった半導体セクターの主力株が軒並み大幅安に売り込まれ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は5.4%安と急落した。この流れが東京市場にも波及する形で同関連株への利益確定を急ぐ動きが加速している。指標株に位置づけられる東エレクはきょうで6日続落となり4万円大台割れも視界に入ってきた。

■安永 <7271>  1,471円  +282 円 (+23.7%) 一時ストップ高   11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 安永<7271>が急反騰し一時、ストップ高の1489円に買われている。きょう付けの日刊工業新聞で、「トヨタ自動車と共同で、燃料電池車(FCV)のFCスタックを構成するセルの電極接合シート(MEGA)を独自のアルゴリズムで画像を解析し、検査速度を7倍にする検査ユニットを開発した」と報じられており、これが好材料視されている。今回開発された技術により、検査精度が向上し、測定時間の長さや過剰判定による材料ロスが減ることで、歩留まり率を100%に近づけることに成功したという。

■アスカネット <2438>  1,040円  +95 円 (+10.1%)  11:30現在
 アスカネット<2438>が反発している。同社は8日取引終了後に、21年4月期第3四半期累計(20年5月~21年1月)の単独決算を発表。営業利益は前年同期比78.3%減の1億4000万円となったが、第2四半期累計時点の5600万円の赤字から黒字に浮上したことが好感されているもよう。第3四半期累計の売上高は同15.5%減の41億8900万円で着地。新型コロナウイルス感染拡大の影響で葬儀演出サービスやウェディング向け写真集の売り上げは苦戦したが、一方で空中結像を可能にする樹脂製ASKA3Dプレートの販売増でエアリアルイメージング事業は増収となった。通期業績予想については、売上高57億7500万円(前期比12.2%減)、営業利益2億円(同71.8%減)とする従来計画を据え置いている。また、同日には樹脂製ASKA3Dプレートの新サイズ(250ミリ×250ミリ)を開発し、4月1日から販売受付を開始すると発表しており、これも材料視されているようだ。

■インプレス <9479>  224円  +17 円 (+8.2%)  11:30現在  東証1部 上昇率6位
 インプレスホールディングス<9479>が4日続伸と上値指向を強めており、売買代金増勢のなか8%を超える上昇をみせた。同社は電子書籍やネット広告などデジタルコンテンツを展開するが、巣ごもり化で市場拡大が加速した電子コミックの配信事業で収益拡大の恩恵を享受している。21年3月期は2度の上方修正を行っており、直近修正時点で21年3月期営業利益は前期比5割増の6億5000万円を予想している。しかし、20年4~12月期営業利益は14億8900万円と既にこれを大幅に上回っている。株価が200円近辺という値ごろ感に加え、PBR0.8倍前後と指標面からも割安感があり、バリュー株としての側面も注目されている。

■蛇の目ミシン工業 <6445>  870円  +54 円 (+6.6%)  11:30現在
 蛇の目ミシン工業<6445>が大幅高で3日続伸、きょうは一時57円高の873円まで駆け上がる場面があった。巣ごもり需要を捉え家庭用ミシンの販売が好調、業績は絶好調に推移しており、21年3月期業績予想は期中2度にわたる上方修正を経て、営業利益段階で前期比4.1倍の48億円を見込む。好業績を背景に年間配当も期初見通しから増額して25円(期末一括配当)を計画するが、それにもかかわらずPER5倍未満でPBRは0.6倍前後と割安感が際立つ。バリュー株への資金シフトが鮮明となるなか、期末配当狙いの買いも交え、同社株に対する足もとの評価が急上昇している。

■光陽社 <7946>  866円  - 円 (-) ストップ高買い気配   11:30現在
 光陽社<7946>がストップ高カイ気配。8日の取引終了後、MBOの一環として、犬養岬太社長が代表取締役を務めるKKが(東京都中央区)が同社株に対してTOBを実施すると発表しており、TOB価格935円にサヤ寄せする格好となっている。時価総額に関する上場廃止基準の抵触で株主に不利益が生じる恐れがあり、合理的な価格で株主に株式を売却する機会を提供することが重要と判断したほか、非公開化により、強固な事業基盤の確立を図るのが狙い。買付予定数は82万2918株(下限47万7412株、上限設定なし)、買付期間は3月9日から4月19日までとしている。TOB成立後、光陽社は所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、この発表を受けて東京証券取引所は、同社株式を3月8日付で監理銘柄(確認中)に指定している。

●ストップ高銘柄
 イグニス <3689>  2,742円  +500 円 (+22.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、2銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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