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【市況】株価指数先物【引け後コメント】米クオリティ株物色の持続性を見極めたい


大阪3月限
日経225先物 28730 +240 (+0.84%)
TOPIX先物 1856.5 +9.5 (+0.51%)

 日経225先物(3月限)は前日比240円高の2万8730円で取引を終了。寄り付きは2万8740円とシカゴ先物(2万8700円)を上回ってギャップスタートとなり、現物の寄り付き直後につけた2万8660円が安値、2万8840円が高値となった。売り買いが交錯するなか次第にこう着感の強い相場展開となり、前場は概ね2万8750円辺りでの保ち合いが続き、後場に入り2万8750円~2万8780円と若干レンジを切り上げる場面がみられた。引け間際には2万8700円をつけるなど、結局は2万8750円辺りを中心としたレンジ推移だった。

 ソフトバンクグループ <9984> 、ファーストリテイリング <9983> が日経平均株価をけん引する一方で、東京エレクトロン <8035> 、アドバンテスト <6857> など値がさハイテク株の一角が利食い優勢となり指数の重荷となった。SOX指数が小幅に下落していたこともあり、ハイテク株の利食いは想定線であろう。ただし、バリューシフトといった流れではなく、米クオリティ株への物色によるナスダックの強い基調を受けて、日経225型がやや優勢だった。

 NT倍率は一時15.38倍まで低下する場面がみられたが、その後切り返しており15.47倍で終えている。テクニカル面では5日移動平均線が15.39倍辺りに位置しているため、サポートとして機能した形である。グローベックスの米株先物ではナスダックがNYダウ、S&P500と比べて強い値動きで推移しており、引き続きクオリティ株への物色が続くようだと、NT倍率の上昇基調が強まりやすいだろう。そのため、バリューシフトが明確に表れてくるまでは、NTロング(日経225先物買い・TOPIX先物売り)によるスプレット狙いのスタンスは継続。さらに、今後は日米で決算発表が本格化してくることで、ポジションを大きく傾けづらくなることもあり、スプレット狙いでの対応になりそうだ。

 手口面では、日経225先物はABNアムロが2200枚の売り越しに対して、クレディスイスが790枚、ゴールドマンが740枚、野村が580枚程度の買い越しだった。TOPIX先物ではみずほが1640枚、ABNアムロが1080枚、BNPパリバが1000枚、ソジェンが1000枚程度の売り越しに対して、モルガンSが2160枚、JPモルガンが1040枚、クレディスイスが910枚程度の買い越しだった。

株探ニュース

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