日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
19日の東京株式市場は、日経平均は売り買い交錯も押し目買い優勢となり反発に転じそうだ。前日の米国株市場はキング牧師誕生日の祝日に伴い休場だったことから手掛かり材料に欠けるが、欧州株市場は英国を除いて総じて堅調な値動きをみせた。これを受け東京市場でも足もと買い安心感が浮上している。日経平均は直近2営業日で450円強の下落をみせており、目先値ごろ感からの買い戻しを誘発しやすい。一方、新型コロナウイルスの感染拡大が与える経済への影響などに対する懸念は拭えず、上値も重そうだ。為替がややドル安・円高水準で推移していることも警戒材料。取引時間中はアジア株の動向や米株価指数先物の動きを横目に不安定な動きとなることも予想される。
日程面では、きょうはイエレン次期財務長官の指名承認の公聴会、1月のZEWの独景気予測指数など。
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MINKABU PRESS