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【通貨】外為サマリー:1ドル103円80銭台で推移、ユーロが対ドルや対円で軟調

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=103円81銭と前週末の午後5時時点に比べ10銭強のドル高・円安となっている。

 15日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=103円85銭前後と前日に比べ5銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米株安を受けて流動性の高いドルの需要が高まったことで一時103円91銭まで上昇。ただ、リスクオフ地合いでは安全通貨とされる円にも買いが入りやすく、ドルの上値は限定的だった。

 東京市場に移ってからは、午前9時00分頃に103円93銭をつける場面があった。一部で「バイデン次期米大統領が財務長官に指名しているイエレン米連邦準備理事会(FRB)前議長は、19日に行われる上院指名公聴会でドル安を志向しないと明言する見通し」と報じられたことが材料視されたようだ。とはいえ、今晩は米市場がキング牧師誕生日で休場となることから様子見ムードが広がりやすく上値は重い。一方、イタリアやオランダの政局不安などを背景に、ユーロは対ドルや対円で売りが優勢となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2076ドル前後と前週末の午後5時時点に比べ0.0060ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=125円37銭前後と同40銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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