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【特集】JBR Research Memo(9):連結配当性向30%以上を目安に配当を実施

JBR <日足> 「株探」多機能チャートより

■株主還元策とESGの取り組みについて

1. 株主還元策
ジャパンベストレスキューシステム<2453>の株主還元方針としては、安定的配当を継続することを基本に連結配当性向で30%以上を目安としている。2021年9月期の1株当たり配当金は前期比横ばいの16.0円(配当性向45.0%)を予定している。また、株主優待制度も導入しており、毎年3月末の株主を対象にキッザニア(子供向けの職業体験型テーマパーク)の優待券を1枚(最大19名まで利用可)贈呈している。

2. EGSの取り組みについて
同社グループは持続可能な社会の実現に向け、社会の一員としての役割を果たすとともに「困っている人を助ける!」事業活動を通じて、社会に貢献し中長期的な企業価値の向上を目指している。環境面(E)においては紙使用量の削減や出動の効率化推進など、社会面(S)においては働きがいのある職場づくりの一環として残業時間の削減やワークライフバランスの推進など、ガバナンス(G)においてはコーポレートガバナンスの強化やBCP対策、ステークホルダーとの積極対話などに取り組んでいる。


■情報セキュリティ対策

同社グループは、会員及び一般顧客、パートナー店・ネットワーク店等を含めて個人情報を多く取り扱っており、情報セキュリティ対策については、個人情報保護法等の法令及び同社が定める個人情報保護方針にのっとった体制を構築している。サーバーについては社内外にバックアップ用も含めてシステムを構築しており、ファイアウォールによる外部からの不正アクセス防御やウイルス対策ソフトの導入等を行っているほか、プライバシーマークに基づく情報セキュリティ教育を正社員やパートタイマーのみならず、パートナー店・ネットワーク店スタッフに対しても定期的に実施し、情報管理体制の強化を図っている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《ST》

 提供:フィスコ

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