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【通貨】外為サマリー:1ドル104円30銭台に軟化、新型コロナ拡大による影響を懸念

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=104円33銭前後と前日の午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高となっている。

 25日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=104円46銭前後と前日に比べ2銭程度のドル高・円安で取引を終えた。26日は米国が感謝祭の祝日となることから相場の方向感は出にくく、ドル円相場はほぼ横ばいだった。

 ただ、25日に発表された米新規失業保険申請件数(前週分)が10月中旬以来の高水準となったことで、新型コロナウイルス感染拡大による経済への影響が懸念されやすく、東京市場に移ってからはややドル売り・円買いが優勢。景気不安が再燃するリスクが依然としてくすぶるなか、午前9時10分過ぎには104円30銭台まで押された。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1922ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0010ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=124円39銭前後と横ばい圏で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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