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【市況】東京株式(前引け)=反落、米株安受け目先利益確定の動き

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 18日前引けの日経平均株価は前営業日比197円44銭安の2万5817円18銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は5億3181万株、売買代金概算は1兆72億6000万円。値上がり銘柄数は765、対して値下がり銘柄数は1291、変わらずは117銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが一時400ドルを超える下げをみせたこともあって目先リスクオンの流れが一服、利益確定売りに日経平均は反落する展開となった。外国為替市場で1ドル=104円近辺までドル安・円高が進んでいることも輸出主力株中心に向かい風となっている。業種別では33業種中30業種が下げる展開となったが、資源関連株の一角に買いが入った。大手不動産株などもしっかり。前場の売買代金は減少傾向にあるが1兆円台はキープした。

 個別ではファーストリテイリング<9983>が値を下げ、ソニー<6758>も軟調。東京エレクトロン<8035>、日本電産<6594>も売られた。レノバ<9519>も安い。メディカルシステムネットワーク<4350>が大幅安、住友電気工業<5802>の下げも目立った。半面、村田製作所<6981>が買い優勢、JR東日本<9020>、武田薬品工業<4502>、三井不動産<8801>などもしっかり。ブイキューブ<3681>も大きく切り返した。日本エンタープライズ<4829>が値上がり率トップに買われ、ヤーマン<6630>、アステリア<3853>も値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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