【材料】ブラザーが21年3月期業績及び配当予想を上方修正
ブラザー <日足> 「株探」多機能チャートより
上期において、在宅勤務・在宅学習向け製品の需要が高まったプリンティング&ソリューション事業や、手作り需要が喚起され普及機を中心に家庭用ミシンの販売が増加したパーソナル&ホーム事業が想定を上回ったことが要因。また、これを受けて下期の売上高・利益も従来予想を上回る見通しだという。
また、業績予想の修正に伴い、従来中間・期末各17円の年34円を予定していた配当予想について、各27円の年54円に引き上げるとあわせて発表した。前期に対しては6円の減配になる予定だ。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高2900億6200万円(前年同期比8.9%減)、営業利益325億1800万円(同11.0%減)、純利益246億9700万円(同9.5%減)だった。
出所:MINKABU PRESS