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【材料】味の素が21年3月期業績予想を上方修正

味の素 <日足> 「株探」多機能チャートより
 味の素<2802>がこの日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆570億円から1兆660億円(前期比3.1%減)へ、事業利益を900億円から1000億円(同0.8%増)へ、純利益を320億円から360億円(同91.1%増)へ上方修正した。

 売上高は概ね計画通りの進捗となる見通しだが、ヘルスケア等セグメントの事業利益が、電子材料及び医薬用・食品用アミノ酸での販売増や採算性向上、経費の削減などで従来予想を上回る見通し。また、調味料・食品セグメント及び冷凍食品セグメントも、調味料及び冷凍食品の販売増、プロダクトミックスなどによる採算性向上、経費の削減などが寄与し、従来予想を上回る見込みだという。

 なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高5113億8200万円(前年同期比3.9%減)、事業利益619億4000万円(同30.0%増)、純利益366億6100万円(同5.2倍)だった。

出所:MINKABU PRESS

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