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【通貨】今日の為替市場ポイント:欧米の企業景況感改善でリスク回避の円買い抑制も

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

23日のドル・円は、東京市場では106円74銭から107円22銭まで反発。欧米市場でドルは107円13銭から106円07銭まで売られたが、106円53銭で取引終了。

本日24日のドル・円は、106円台で推移か。欧米の企業景況感は改善傾向にあることから、リスク回避的な円買いがさらに拡大する可能性は低いとみられる。

23日発表されたユーロ圏、英国、米国のマークイット製造業・サービス業PMIは一部で市場予想を下回ったものの、おおむね改善していることが確認された。ユーロ圏と英国のサービス業PMIは市場予想を上回っているが、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するための制限措置が解除されたことが、指数改善の要因とみられている。米国の多くの州でウイルス感染者が増加していると報じられているが、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は23日、「経済封鎖を必要とするようなウイルス感染データは見られない」と指摘している。ウイルス感染者の詳細な状況について不明な点があるものの、重症化のケースは減少傾向にあるのかもしれない。

欧米諸国の企業景況感は5月より改善傾向ある。7月以降の状況については予断を許さないものの、ゆるやかな改善が続くとの見方が増えていることから、目先的にリスク回避的な取引はやや縮小する可能性がある。

《CS》

 提供:フィスコ

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