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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:東エレク、SBG、パーク24

東エレク <日足> 「株探」多機能チャートより
■ユーグレナ <2931>  835円  +73 円 (+9.6%)  11:30現在
 ユーグレナ<2931>が4日ぶりに急反発している。同社は15日、リバネス(東京都新宿区)と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因であるSARS-CoV-2に対する抗体を検査対象者が持っているかどうかを判別する検査系を共同開発すると発表しており、これが材料視されているようだ。両社は東京理科大学村上康文教授の技術指導のもと検査系の開発に着手し、検査に同意を得たボランティアによるサンプル203検体を用いた試験から、陽性者を判別できるレベルで抗体検査ができることを確認。今後、より精度の高い検査系の構築に努めるとしている。

■ケネオフィス <8972>  625,000円  +45,000 円 (+7.8%)  11:30現在
 15日に決算を発表。「今期経常は1%増で3期ぶり最高益更新へ」が好感された。
 ケネディクス・オフィス投資法人 <8972> [東証R] が6月15日大引け後(15:30)に決算を発表。20年4月期の経常利益は前の期比5.7%増の61.7億円になり、20年10月期は前期比0.6%増の62.1億円とほぼ横ばいを見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
  ⇒⇒ケネオフィスの詳しい業績推移表を見る

■日経レバ <1570>  18,920円  +1,210 円 (+6.8%)  11:30現在
 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が急反発、1000円を超える上昇をみせ1万9000円近辺まで急速な切り返しをみせている。日経平均株価に連動するETFで基本的に価格変動率が2倍に設定されていることで、ここ日経平均が連日ハイボラティリティな値動きをみせるなか、個人投資家の売り買いが活発化している。きょうは、午前10時25分現在、上場企業で売買代金トップのソフトバンクグループ<9984>の2倍近い水準をこなしている。

■ベルーナ <9997>  650円  +41 円 (+6.7%)  11:30現在
 ベルーナ<9997>は大幅高で4日ぶりに反発している。15日の取引終了後に発表した5月度の月次売上高が前年同月比3.4%増となり、4カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感されている。巣ごもり需要の獲得などで衣料品と家具・雑貨などがともに前年を上回った総合通販事業が2ケタ増となったほか、グルメ、ワイン、オージオなどが前年を上回った専門通販事業も好調に推移した。

■Aiming <3911>  846円  +42 円 (+5.2%)  11:30現在
 Aiming<3911>が大幅高スタートで4連騰している。15日取引終了後、東証が16日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上とする)を解除すると発表。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが優勢となっている。足もとではスクウェア・エニックスと共同開発中のタイトル「ドラゴンクエストタクト」の事前登録が10日から開始され、今夏のサービス開始に向けて期待が高まっている。

■クラレ <3405>  1,211円  +53 円 (+4.6%)  11:30現在
 クラレ<3405>が4日ぶりに反発している。同社は15日、マスクフィルター用不織布の国内向け生産体制を強化すると発表しており、これが買い手掛かりとなっているようだ。同社はマスクフィルター用不織布の需要増大に対応するため、不織布及び不織布製品の製造・販売会社であるクラレクラフレックスが岡山工場で現在増設中のメルトブローン不織布生産設備をマスクフィルターも生産可能な設備に変更することを決定。マスク換算で年に約3億枚の原反を増産できる体制を整えるとしている。

■東京エレクトロン <8035>  22,760円  +880 円 (+4.0%)  11:30現在
 東京エレクトロン<8035>が一時1000円を超える上昇で大きく切り返したほか、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>なども急反発に転じている。前日の米国株市場ではFRB個別企業の社債の購入を開始することを発表したことを受け、主要株指数が朝安からプラス圏に切り返したが、インテルやエヌビディアなどが高く、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も続伸した。東京市場では前日に全般乱調地合いのなかで半導体関連株の下げがきつかったが、きょうは値ごろ感からの押し目買いが入り水準を切り上げている。

■アークランドサカモト <9842>  1,651円  +47 円 (+2.9%)  11:30現在
 アークランドサカモト<9842>が反発している。15日の取引終了後に発表した第1四半期(2月21日~5月20日)連結決算が、売上高323億2600万円(前年同期比15.4%増)、営業利益39億5200万円(同37.7%増)、純利益23億2200万円(同48.8%増)と大幅増益となったことが好感されている。新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止需要や緊急事態宣言に伴う外出自粛による巣ごもり消費の拡大により、ホームセンター部門の既存店売上高が前年同期比15.8%増となったことが牽引した。外食事業はコロナ禍に伴う消費マインド悪化の影響を受けたものの、小売事業の好調がカバーした。なお、21年2月期通期業績予想は、売上高1150億円(前期比2.1%増)、営業利益98億円(同2.3%増)、純利益52億円(同7.3%増)の従来見通しを据え置いている。

■ソフトバンクグループ <9984>  5,010円  +105 円 (+2.1%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>は5日ぶりに反発している。この日の寄り前に、持ち分法適用関連会社である米TモバイルUS株について、売却も含めた取引の検討を開始したと発表しており、これが好材料視されている。Tモバイル株について、私募または公募による売却、Tモバイルまたはドイツテレコムを含むTモバイル株主などとの取引、デリバティブまたはヘッジ取引、マージンローン、その他の形態の取引の検討を開始したという。

■パーク24 <4666>  1,838円  -146 円 (-7.4%)  11:30現在  東証1部 下落率トップ
 15日に決算を発表。「今期最終を一転赤字に下方修正、配当も無配転落」が嫌気された。
 パーク24 <4666> が6月15日大引け後(16:00)に決算を発表。20年10月期第2四半期累計(19年11月-20年4月)の連結最終損益は25.8億円の赤字(前年同期は56.2億円の黒字)に転落し、従来の61億円の黒字予想から一転赤字で着地。業績悪化に伴い、従来70円を計画していた期末一括配当を見送り、無配転落(前期は70円)とする方針とした。
  ⇒⇒パーク24の詳しい業績推移表を見る
 同時に発表した「5月タイムズ駐車場売上高は33.5%減」も売り材料。
 5月タイムズパーキング売上高は前年同月比33.5%減。

■サムライJP <4764>  147円  +38 円 (+34.9%) 一時ストップ高   11:30現在
 SAMURAI&J PARTNERS<4764>が急動意、一時ストップ高に買われている。情報システム構築を主力展開するが、企業向け投融資などで収益立て直しを図っている。15日取引終了後、クラウドファンディングの新サービスを開始することを発表、「SAMURAI FUND Lite」というサービスサイトを立ち上げ、投資の体験版という位置づけのもとで投資未経験の人でも気軽に参加可能な形態であることが特長。株価は100円近辺と低位に位置していたこともあって値幅取りを狙った資金が集中している。

■ソレイジア・ファーマ <4597>  212円  +50 円 (+30.9%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ソレイジア・ファーマ<4597>がストップ高の212円水準でカイ気配となっている。15日の取引終了後、開発中の「SP-02」(一般名「ダリナパルシン」)に関して、再発または難治性の末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)を対象としたアジア国際共同第2相臨床試験で主要評価項目を達成したと発表したことが好感されている。同試験は、再発または難治性PTCLを適応とした開発計画における最終の臨床試験として実施され、結果を受けて同社は承認申請の準備を開始するという。また、同社は「SP-02」の全世界権利を有しており、事業化策として日本地域はMeiji Seika ファルマ(東京都中央区)と、また南米地域はHBヒューマン・バイオサイエンス社(コロンビア)とそれそれ販売などに関するライセンス契約を既に締結している。今後、米国や欧州など諸地域を対象としたライセンス権導出を積極的に展開するとしている。

■HyAS&C <6192>  236円  +46 円 (+24.2%) 一時ストップ高   11:30現在
 ハイアス・アンド・カンパニー<6192>が一時ストップ高の240円に買われている。15日の取引終了後、23年4月期を最終年度とする中期経営計画を策定したと発表しており、最終年度に営業利益10億円超(20年4月期1億9300万円)を目指すとしたことが好感されている。主力のR+house及びその周辺事業を商品力、会員企業支援、マーケティング活動の3つの側面から強化するほか、次のコアビジネスとして、リフォーム事業、相続不動産事業、住まいづくりの相談窓口事業を育成するとしている。

■オンコリス <4588>  2,317円  +400 円 (+20.9%) ストップ高買い気配   11:30現在
 オンコリスバイオファーマ<4588>がストップ高の2317円水準でカイ気配となっている。15日の取引終了後、核酸系逆転写酵素阻害剤OBP-601(センサブジン)に関して、主に神経領域の開発に対して米トランスポゾン・セラピューティクス(コネチカット州)と全世界における再許諾権付き独占的ライセンス契約を締結すると発表したことが好感されている。契約によりトランスポゾン社は今後、オンコリスが抗HIV薬で開発されてきた全ての前臨床試験及び臨床試験の成績をもとに治験申請を行い、さまざまな神経変性疾患に対する適応を取得するための臨床試験を行うという。契約に伴う契約一時金及びマイルストーン収入の合計額は総額3億ドル以上となり、オンコリスはトランスポゾン社が21年春をメドに完了させる資金調達後に受領する予定。また、これに加えて、上市後の売上高に応じたロイヤルティーを別途受領するとしている。

■ジェネレーションパス <3195>  654円  +100 円 (+18.1%) ストップ高   11:30現在
 ジェネレーションパス<3195>がストップ高に買われている。15日の取引終了後に発表した5月度の月次売上高が、前年同月比53.1%増の12億3100万円と高成長が続き、単月として過去最高の売上高となったことが好感されている。同社は、インテリ屋や家具、生活雑貨などを販売するインターネット通販サイト「リコメン堂」を展開している。

●ストップ高銘柄
 マクビープラ <7095>  3,860円  +700 円 (+22.2%) ストップ高   11:30現在
 古河電池 <6937>  1,792円  +300 円 (+20.1%) ストップ高   11:30現在
 タカトリ <6338>  527円  +80 円 (+17.9%) ストップ高   11:30現在
 ツインバード工業 <6897>  1,047円  +150 円 (+16.7%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、13銘柄

●ストップ安銘柄
 WT天然ガス <1689>  1円  -1 円 (-50.0%) ストップ安   11:30現在
 など、1銘柄

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