【通貨】東京為替：株安一服もドル反落の可能性残る

11日午前の東京市場でドル・円は107円近辺で推移。日経平均は242円安で午前の取引を終えた。株安はやや一服していることから、リスク回避的なドル売り・円買いはある程度抑制されているようだ。ただし、新たなドル買い材料が提供されない場合、ドル・円は106円台半ば近辺まで反落するとの見方は依然として多い。ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円90銭から107円15銭、ユーロ・ドルは1.1364ドルから1.1382ドル。ユーロ・円は121円57銭から121円92銭。

■今後のポイント
・米国経済の段階的な再開
・欧州などが大規模財政出動
・米政策金利は長期間据え置きの公算

・NY原油先物（時間外取引）：高値39.09ドル　安値38.42ドル　直近値38.70ドル

《MK》

　提供：フィスコ