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【市況】東京株式(前引け)=リスク選好ムードのなか2万3000円台を回復

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 8日前引けの日経平均株価は前週末比212円高の2万3075円73銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は7億8004万株、売買代金概算は1兆2966億8000万円。値上がり銘柄数は1292、対して値下がり銘柄数は795、変わらずは82銘柄だった。

 前週末の欧米株市場が軒並み高く、東京市場でもリスク選好ムードのなか日経平均株価は上値を追う展開が続いている。世界的な株高で売り方の買い戻しが全体相場に浮揚力を与えている。日経平均は約3カ月半ぶりに2万3000円台を回復。アジア株高や為替の円安などもプラスに働いている。ただ目先過熱感も意識されるなか、2万3000円台では戻り売り圧力も意識され前場後半は伸び悩んだ。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が堅調、ファーストリテイリング<9983>も高い。トヨタ自動車<7203>も堅調。JAL<9201>が上昇、日産自動車<7201>も買いが優勢だった。朝日放送グループホールディングス<9405>、gumi<3903>、ディー・エル・イー<3686>がストップ高に買われた。半面、任天堂<7974>が軟調、キーエンス<6861>も値を下げた。花王<4452>が安く、中外製薬<4519>も下落した。藤久<9966>が急反落、ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657>も大幅安。

出所:MINKABU PRESS

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