【通貨】外為サマリー：１ドル１０７円６０銭台で推移、日経平均の上昇が追い風

　２５日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前１０時時点で１ドル＝１０７円６７銭前後と前週末の午後５時時点に比べ２０銭強のドル高・円安となっている。

　２２日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、１ドル＝１０７円６４銭前後と前日に比べて３銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米中の対立激化への警戒感が上値を抑えた一方、下値では流動性確保を目的とした買いが入り、方向感に乏しい相場展開だった。

　東京市場に移ってからは、一時１０７円７０銭に上昇する場面があった。日経平均株価が上昇していることが追い風となっているようだ。ただ、きょうはシンガポールや英国、米国市場などが休場となることから模様眺めムードが広がりやすく、一段と上値を追う勢いには欠ける。

　ユーロは対ドルで１ユーロ＝１．０９０２ドル前後と前日の午後５時時点に比べ同水準。対円では１ユーロ＝１１７円３８銭前後と同２０銭強のユーロ高・円安で推移している。


出所：MINKABU PRESS