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【通貨】外為サマリー:1ドル109円00銭台で推移、仲値を睨んだドル買い観測

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=109円01銭前後と前日の午後5時時点に比べ20銭弱のドル高・円安となっている。

 8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=108円83銭前後と前日に比べて7銭程度のドル高・円安で取引を終えた。新型コロナウイルスの感染拡大が近くピークアウトするとの見方などから一時109円10銭まで上昇したが、その後は108円60銭近辺まで押される場面がみられるなど方向感は乏しかった。

 ただ、前日の米市場でNYダウが大幅に反発し、米長期金利も上昇したことから投資家心理はリスク選好に傾きやすく、この日の東京市場は強含みの展開。仲値(金融機関が外国為替取引をする際の基準レート)を睨んだドル買いなどが観測されるなか、午前10時前には109円06銭をつけた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0872ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=118円51銭前後と同30銭強のユーロ高・円安で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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