【特集】決算プラス・インパクト銘柄 … ニイタカ、毎コムネット、岡山製紙　(3月27日～4月2日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の水準から3日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ニイタカ <4465>
　20年5月期第3四半期累計(19年6月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比55.8％増の13億円に拡大し、通期計画の12.3億円に対する進捗率が106.2％とすでに上回り、さらに5年平均の78.2％も超えた。

★No.3　岡山製紙 <3892>
　20年5月期第3四半期累計(19年6月-20年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比79.6％増の10.7億円に拡大し、通期計画の12億円に対する進捗率は89.5％に達したものの、5年平均の97.6％を下回った。

★No.4　毎コムネット <8908>
　20年5月期第3四半期累計(19年6月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比36.8％増の11億円に拡大し、通期計画の20.3億円に対する進捗率は5年平均の38.4％を上回る54.3％に達した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4465> ニイタカ 　　　東１　　 +8.72 　　3/27　　　3Q　　　 55.85
<3321> ミタチ産業 　　東１　　 +5.07 　　3/27　　　3Q　　　-32.23
<3892> 岡山製紙 　　　ＪＱ　　 +2.45 　　3/30　　　3Q　　　 79.60
<8908> 毎コムネット 　東１　　 +0.66 　　4/ 2　　　3Q　　　 36.85

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした3日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース