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【通貨】外為サマリー:1ドル110円10銭台で推移、様子見ムード強く動意薄

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=110円15銭前後と前週末の午後5時時点に比べ5銭程度のドル安・円高となっている。

 17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=110円14銭前後と前日に比べて2銭程度の小幅なドル安・円高で取引を終えた。この日に発表された米12月住宅着工件数は市場予想を上回ったが、3連休を前に追随買いは広がらなかった。

 今晩の米市場はキング牧師誕生記念日の祝日で休場となることから、東京市場は全般的に様子見ムードが強く動意に乏しい展開。前週末のNY株高を受けた日経平均株価が堅調に推移していることが下支えとなる半面、きょうからあすにかけて日銀金融政策決定会合が開催されるとあって積極的なドル買い・円売りは入りにくい状況となっている。また、あすからトランプ米大統領のウクライナ疑惑を巡る米議会上院による弾劾裁判の実質的な審議が始まることや、世界経済フォーラム(ダボス会議)の年次総会がスタートすることも投資家の動きの鈍さにつながっているようだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1091ドル前後と同0.0040ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=122円17銭前後と同50銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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