【市況】ETF売買動向＝16日大引け、全銘柄の合計売買代金936億円

　16日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比31.0％減の936億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同30.1％減の870億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　医薬品 <1621> 、ＵＢＳ　ユーロ圏小型株 <1388> 、ＵＢＳ　スイス株 <1391> 、上場インデックスファンド米国株式 <2521> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> など19銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が12.20％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が16円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金666億3000万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1434億3300万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が105億8900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が23億1700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が16億7800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が13億8200万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が12億200万円の売買代金となった。

株探ニュース