【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(12月17日記）

　日経平均株価は、値幅の伴った下げへ入る前の最後の戻り高値をつける動きへ入っている公算です。

　目先、上昇を継続するなら、12月9日～11日と同程度の値幅（211円幅）の調整を経過して、さらに一段高を目指す動きになると考えられるので、戻り高値をつける時期は来週以降になると考えられます。

　最後の上げ場面のため、上昇へ向かう勢いが消失した時点で、すぐに流れが変化する展開を考えておく必要があります。

　本日、戻り高値をつける展開になるなら、本日は寄り付き後、すぐに下降を開始して午前中に昨日の終値2万3952円以下まで下げる動きになる公算です。


情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

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【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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