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【市況】【↑】日経平均 大引け| 小幅続伸、経済対策を好感し内需系株が堅調 (12月6日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  23347.67
高値  23412.48(09:59)
安値  23338.40(09:10)
大引け 23354.40(前日比 +54.31 、 +0.23% )

売買高  10億5492万株 (東証1部概算)
売買代金  1兆7909億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は小幅続伸、売買代金は1兆7900億円と低調
 2.15日の米国の対中関税発動が近づくなか様子見気分強まる
 3.26兆円の経済対策を好感し大手建設株などが人気化
 4.鉄鋼、建設、証券など内需系株が堅調な値動きに
 5.日経ジャスダック平均は11連騰と小型株の物色人気続く

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは28ドル高と続伸した。今月15日に予定されている米国の対中関税発動が近づくなか、米中協議の行方を確かめたいと様子見姿勢が強かった。

 東京市場では、日経平均株価は小幅続伸。建設株など経済対策関連株が人気化したが、米中通商協議などの先行き不透明感で積極的な売買は手控える動きが強まった。

 6日の東京市場は、前日に26兆円規模の経済対策が閣議決定されたことが好感され、大手建設株などが賑わった。証券や鉄鋼やガラス・土石など内需系株が堅調な動きとなった。日経平均は前場には、一時100円を超える上昇となる場面もあったが、後場は様子姿勢が強まり膠着状態が続いた。15日の米国による対中関税発動が近づくなか、積極的な売買は手控える動きが強まった。今晩は米11月雇用統計の発表があることも様子見要因となった。このなか、日経ジャスダック平均は11連騰と中小型株への見直し買いが継続した。一方、東証1部の売買代金は1兆7900億円と3日ぶりに2兆円を割り込んだ。

 個別銘柄では、経済対策関連株に人気が集まり大成建設<1801>や大林組<1802>、鹿島<1812>といった大手建設株が高く、NIPPO<1881>や日本道路<1884>など道路株、横河ブリッジホールディングス<5911>や宮地エンジニアリンググループ<3431>など橋梁株が買われた。日本製鉄<5401>など鉄鋼株や太平洋セメント<5233>などセメント株も値を上げた。アルツハイマー薬への期待でエーザイ<4523>が急伸。野村ホールディングス<8604>など証券株も堅調だった。日本一ソフトウェア<3851>やレアジョブ<6096>も値を飛ばした。
 半面、ソニー<6758>やトヨタ自動車<7203>、日産自動車<7201>が軟調。武田薬品工業<4502>や第一三共<4568>、三菱商事<8058>も値を下げた。パナソニック<6752>やファナック<6954>、オリエンタルランド<4661>も下落した。ニチコン<6996>や神東塗料<4615>が急落した。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はエーザイ <4523> 、アドテスト <6857> 、TDK <6762> 、ファストリ <9983> 、エムスリー <2413> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約52円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はトレンド <4704> 、塩野義 <4507> 、オリンパス <7733> 、テルモ <4543> 、アサヒ <2502> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約17円。

 東証33業種のうち上昇は21業種。上昇率の上位5業種は(1)証券商品先物、(2)建設業、(3)鉄鋼、(4)ガラス土石製品、(5)繊維製品。一方、下落率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)水産・農林業、(3)鉱業、(4)パルプ・紙、(5)空運業。

■個別材料株

△ラクーンHD <3031>
 5-10月期営業利益が35%増。
△群栄化 <4229>
 4.33%を上限に自社株買いを実施。
△一工薬 <4461>
 5G関連製品向け基板材料の専用プラントを新設。
△医学生物 <4557> [JQ]
 「JSR <4185> と研究開発機能を統合」との報道。
△アルインコ <5933>
 東海東京調査センターが新規「アウトパフォーム」に設定。
△ノーリツ <5943>
 今期経常を32%上方修正。
△クックビズ <6558> [東証M]
 外国人材の育成が紹介される。
△ラ・アトレ <8885> [JQG]
 今期経常最高益予想を59%上乗せ、配当も17円増額。
△スバル <9632>
 20年1月期業績予想の上方修正と期末配当240円増額を発表。
△日本KFC <9873> [東証2]
 11月度既存店売上高17.6%増。

▼ファーマF <2929> [東証2]
 第1四半期営業損益は赤字幅拡大。
▼ラウンドワン <4680>
 11月既存店増収率は3ヵ月連続でマイナスに。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)オルトP <3672> 、(2)いであ <9768> 、(3)マイネット <3928> 、(4)一工薬 <4461> 、(5)木村化 <6378> 、(6)日工営 <1954> 、(7)ラクーンHD <3031> 、(8)ファイバーG <9450> 、(9)応用地質 <9755> 、(10)中山鋼 <5408> 。
 値下がり率上位10傑は(1)オリバー <7959> 、(2)ニチコン <6996> 、(3)神東塗 <4615> 、(4)ファルテック <7215> 、(5)鎌倉新書 <6184> 、(6)ボルテージ <3639> 、(7)新光電工 <6967> 、(8)クレオス <8101> 、(9)日ケミコン <6997> 、(10)力の源HD <3561> 。

【大引け】

 日経平均は前日比54.31円(0.23%)高の2万3354.40円。TOPIXは前日比1.95(0.11%)高の1713.36。出来高は概算で10億5492万株。東証1部の値上がり銘柄数は1308、値下がり銘柄数は737となった。日経ジャスダック平均は3711.31円(10.49円高)。

[2019年12月6日]

株探ニュース

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