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【市況】日経平均は4円高でスタート、ダイフクやアドバンテストが買われる/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 23336.37 (+4.53)
TOPIX  : 1702.55 (-1.48)

[寄り付き概況]

 12日の日経平均は前日比4.53円高の23336.37円と小幅に反発で取引を開始した。11日の米国市場は、NYダウが小幅に上昇する一方で、ナスダックは小幅な下げとなるなど、まちまちの展開。香港の条例改正案を巡る抗議行動が激化しているほか、前週の株価上昇を受けた利益確定の動きも広がった。今週開催予定のパウエルFRB議長の議会証言や米中協議の行方を見極めたいとの思惑なども手控え要因となっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円高の23370円。円相場は1ドル109円00銭台で推移している。この流れから日経平均は小幅反発でスタートした。その後は一時マイナス圏へ転換するなど、上値の重い展開となっている。

 業種別では、海運業、建設業、空運業、小売業、パルプ・紙、不動産業などがプラスで推移。一方、ゴム製品、非鉄金属、その他金融業、鉱業、保険業、電気・ガス業、サービス業、倉庫・運輸関連業、繊維製品などがマイナスで推移している。売買代金上位では、ダイフク<6383>、資生堂<4911>、アドバンテスト<6857>、伊藤忠<8001>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>などがプラスで推移。一方、ADワークス<3250>、オリエンタルランド<4661>、ブリヂストン<5108>、日立<6501>などがさえない動きとなっている。
《FA》

 提供:フィスコ

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