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【市況】トレードマスターラボの日経先物大作戦 (10月30日)

株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己

「利益確定売りに押されるも、底堅い動きとなるか!?」

 本日の 日経平均株価は、もみ合いの展開となる公算です。

 NYダウは19ドル安と3日ぶりに反落して引けております。

 依然としてテクニカル的には高値圏にあり警戒感が強い。FOMCの結果も見極めたい、とのことから上値追いも見込みにくい状態であると思われます。

 なお、ドル/円は108円80銭台で推移しています。

 本日の日経先物は、2万2900円台で寄り付くことが想定され、上値は2万3000円を持続的に回復維持できれば2万3050円を示現、下値は2万2890円を持続的に割り込むと2万2840円を示現する可能性があります。

【本日の作戦】

 方向性は、「もみ合いレンジ」を想定しております。

 よって、上げれば「戻り売り」から、下げれば「押し目買い」からのスキャルピングが良さそうに思います。

 15分足、60分足→戻り売り
 4時間足、日足→押し目買い

 日経平均株価が2万2975円以下のレートで引けるかどうかに注目しております。

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【注目レート】

第一上値抵抗 2万3000円
第二上値抵抗 2万3030円
第三上値抵抗 2万3060円

第一下値サポート 2万2930円
第二下値サポート 2万2900円
第三下値サポート 2万2870円

 一般的には、下値支持(抵抗)の第一、第二が「買いポイント」、上値抵抗の第一、第二が「売りポイント」になります。上値、下値ともに第三抵抗をブレイクポイントとし、このポイントをブレイクしたということはトレンドが発生したとみなし、ドテンのサインと見ることが多いものです。

 このレートだけ活用するというよりは、あくまで値動きなどの目安としています。

 また、方向性を加味した上で、注目レート付近でポジションを取ってみる。次の注目レート、もしくはその次の注目レート(ゾーン含め)を逆に抜けるとロスカット目安、ポジションと同方向にレートが動いた場合は、次の注目レート(ゾーン含め)で手仕舞いを狙ってみる、などの見方、使い方ができるかと思います。

 資金管理にはくれぐれもご注意を。ご自身の証拠金に対してロスカットを入れていくよういにしましょう!

 さあ、今日も頑張って参りましょう~!

●日経先物について

 先物といえば、大豆、とうもろこし、ガス、金?? 先物って怖い!?という勘違いの声もよく耳にします。

 日経平均株価の派生商品となるのが、日経225先物です。つまり、日経平均株価に連動して動きます。

●日経225先物のメリット

・日本経済の動きがわかる。
・投資対象が「日経平均株価」ただ1つ。銘柄を選ばなくてよい。
・日経平均株価が上がる、下がるを予想するだけ。
・下がると思えば売建ができる(その場合、下がれば利益となります)。
・取引回数に制限がないため、一日に何度も取引ができる。
・手数料が安い。
・倒産などのリスクがない。
・ほぼ24時間、取引ができる。
・インサイダーなどもなく、極めてフェアな市場(日経平均指数だから)。
・資金効率が高い、レバレッジが効く(少ない証拠金で多くの利益を狙える)。現在であればミニ1枚の取引で約6万6000円ほどの証拠金(SPAN証拠金は変動します)。
・証拠金(ミニ1枚)で日計り1万円のプラス収支も十分見込めます。

●日経225先物のデメリット

・レバレッジ効果によるリスク。
・SQ毎に必ず決済しなければならない。
・株主優待、配当などはない。

 効率よくお金を稼ぐのに株、FXでは10万円の資金で一日1万円の利益はなかなか難しいです。その点、日経先物の魅力は上記に挙げている通りです。

※取引をするには「先物・オプション」口座の開設が別途必要になります。

株、FXをご経験者の皆様も一度触ってみてはいかがでしょうか。

【本日の経済スケジュール 】

10月30日(水)

【国内】
★日銀金融政策決定会合(1日目)
□9月商業動態統計(8:50)

【国内企業】
★恵和 <4251> :東証2上場

【海外】
★FOMC(米連邦公開市場委員会)、終了後に政策金利を発表(31日3:00)
★パウエルFRB議長が記者会見(31日3:30)
□ドイツ10月失業率(17:55)
□ユーロ圏10月経済信頼感(19:00)
□ユーロ圏10月消費者信頼感[確定値](19:00)
□米国MBA住宅ローン申請指数(20:00)
★米国10月ADP雇用統計(21:15)
★米国7-9月期GDP(21:30)
□ドイツ10月消費者物価指数(22:00)
□カナダ中銀が政策金利を発表(23:00)
□ブラジル中銀が政策金利を発表(31日5:00)

【海外決算】
[米]★アップル、★フェイスブック、GE、リフト、メットライフ、MGM、スターバックス、ウエスタンデジタル、ヤム、ハイアット・ホテルズ/[中]美的集団/[欧]エアバス、ドイツ銀行/[韓]LG電子

◆株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己
2017年4月トレードマスターラボ株式会社を設立(18年7月に株式会社TMLに社名変更)。株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド運営の「トレードマスター225」では「トレードマスターM」の名前でメインMCとして登場している。

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