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【市況】虫とり小僧氏:インデックス投資はつまらない?【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家、虫とり小僧氏(ブログ:いつか子供に伝えたいお金の話)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2019年10月15日21時に執筆


リスク資産への投資のなかでは、インデックス投資はかなり地味だと思います。

短期間で大きな利益は期待できないですし、他の投資法と比べると面白みや刺激が少ないと言えるでしょう。自動積み立てにしてしまえば、ほとんどやることはありません。人によってはツマラナイと思うかもしれません。

しかし、インデックス投資は、素人であっても多くのプロと同等かそれ以上の成績を残せる可能性が高い投資法でもあると考えます。

マネー情報誌やインターネットの投資情報サイトなどでは、不動産投資やFX、株式のトレードテクニックなどを駆使して億万長者になった人が、それぞれの方法論を惜しげもなく公開しているように見えます。

どれも「簡単にできます!」などと書いてありますが、第三者がそれを真似しても同じような成果が得られるかどうかは分かりません。おそらくそれなりの能力や運がないと再現するのは難しいのではないかと思います。

ところが、インデックス投資であれば、プロでも、ブロガーでも、初心者の個人投資家でも、主婦でも、基本的に成績はあまり変わらないのではないでしょうか。

もちろん、短期的には大きく下落することもありますし、華々しいリターンを上げることはできませんが、過去のデータを見ると、世界中の株式と債券をその時価総額比(最もメジャーな分散度合い)で半分くらいずつ持ち続けた場合、年率平均で5%程度のリターンがある計算になります(2019年10月の時点で、過去20年間のデータを見た場合)。

そう考えると、効率よくインデックス投資を実践するなら、いかに手間をかけないかが、コスパを上げる大きな要因になりそうです。

屁理屈をこねくり回し、いつもダラダラと同じようなブログ記事を書いている私のようなブロガーの真似なんぞしてはいけません(笑)

「つまらない。だが、それがいい。他のことに時間を使えるし……」

そう思える人には、インデックス投資が向いているのかもしれません。



※「インデックス投資」や「積み立て投資」などに関する詳しい話は、自分のブログにクドクドと書いてあります。

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執筆者名:虫とり小僧
ブログ名:いつか子供に伝えたいお金の話

《SF》

 提供:フィスコ

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