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【通貨】外為サマリー:1ドル108円60銭台で推移、日経平均の上昇が下支え

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=108円66銭前後と前日の午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高となっている。

 17日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=108円66銭前後と前日に比べ10銭程度のドル安・円高で取引を終えた。この日に発表された9月の米住宅着工件数や9月の米鉱工業生産指数が市場予想を下回ったほか、英国と欧州連合(EU)が離脱条件で合意したことを背景にドルが英ポンドやユーロに対して売られたことが影響し、108円40銭台に軟化する場面があった。

 東京市場に移ってからも軟調な展開で、朝方には一時108円55銭に下落。ただ、日経平均株価が反発して始まるとリスク選好的なドル買い・円売りが流入し、その後は108円60銭台での推移となっている。なお、総務省が朝方発表した9月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年同月比0.3%上昇となり、市場予想と同じだった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1128ドル前後と同0.0050ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=120円91銭前後と同30銭強のユーロ高・円安となっている。



出所:MINKABU PRESS

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