【市況】東京株式(前引け)=大幅続伸、米中摩擦への懸念後退でリスクオン継続
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京市場は、前日の米株高を受けて寄り付きから大きく買い優勢の展開となり、日経平均は4月につけた年初来高値を大きく上回り、2万2500円台まで上値を伸ばした。米中摩擦への警戒感が後退したことに加え、外国為替市場で円安に振れたことも輸出株中心に追い風となり、先物を絡め海外ファンドの買いなどが寄与した。
個別では、ファーストリテイリング<9983>が売買代金トップで大幅高。ファナック<6954>、キーエンス<6861>なども高い。トヨタ自動車<7203>も上値を追った。低位のアプラスフィナンシャル<8589>がストップ高、ワコム<6727>も値を飛ばした。明治海運<9115>も一時値幅制限いっぱいに買われた。半面、村田製作所<6981>が冴えず、資生堂<4911>も売りに押された。北の達人コーポレーション<2930>が急落、コロプラ<3668>、TOKYO BASE<3415>も大きく売られた。
出所:MINKABU PRESS