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【市況】<マ-ケット日報> 2019年10月11日

 11日の市場は日経平均が大幅続伸。終値は前日比246円高の2万1798円で、今月1日以来の水準まで回復してきた。米中貿易協議がある程度進展するとの期待感から米国同様に日本株も上昇した。一時1ドル=108円台まで進んだ円安もプラス材料に。この日は香港株、中国上海株も上げており外部環境は概ね良好。25日移動平均線を超えて直近1週間の安値レンジから脱している。

 昨日の米国市場は米中貿易協議に対する期待感からダウ平均は続伸した。トランプ大統領が「中国の副首相と11日にホワイトハウスで会う」とツイッターに投稿。両国に歩み寄りが見られるとの見方が出て部分合意への期待が強まった。中国関連株がけん引する形でダウ平均の上げ幅は一時250ドルを超える場面も。しかし、終盤は協議に関するネガティブな報道も出てやや伸びを欠いている。

 さて、東京市場は米株高に乗って日経平均が寄り付きから25日移動平均線(2万1696円)を超える上放れ的な展開。今月2日~3日に空けた窓も完全に埋めて底値圏から離脱する格好となっている。材料が米中の歩み寄りを先取りしており、仮に11日の協議の結果が違ったものになれば下押す可能性は十分に残されている。それでも欧米や中国の金融緩和、半導体市況の底入れ観測など株価の下支え要因もそれなりにあり、日経平均も下値75日移動平均線(2万1299円)を起点に大崩れする心配はなさそうだ。(ストック・データバンク 編集部)

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