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【市況】東京株式(寄り付き)=続伸、米中摩擦懸念が和らぎ円安も追い風

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 20日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比42円高の2万605円と続伸。

 前日の米国株市場ではNYダウが約250ドル高、ナスダック総合指数も100ポイントを超える上昇で上値指向を継続しており、これを受け主力株はじめリスクを取る動きが優勢となっている。トランプ米政権は中国通信機器大手ファーウェイへの禁輸措置強化を決定したものの、一部取引の例外措置について90日間の延長を発表しており、これが米中摩擦への過度な警戒感を和らげている。中国やドイツが財政出動による景気刺激策を検討していることが伝わっており、世界景気減速懸念も足もとやや後退している。外国為替市場では1ドル=106円台後半と円安水準で推移していることも輸出株中心にポジティブな思惑をもたらしている。

 寄り付き時点で業種別では33業種中26業種が高く、値上がり上位に鉱業、石油、海運、鉄鋼、不動産、証券、その他金融など。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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